部下の立場から思うマネジメントについて
職場で上司と一緒に仕事をしていますと、マネジメントについて考えることが多くなりました。
書店ではマネジメントの本が並んでおり、上司に向けた本は多いのですが、不思議と部下視点から書かれた本が多くないことが分かります。
それほど、部下というのが何を考えているのか分からない存在なのかもしれません。
そんなことを考えているなか、これはやはりマネジメントとしては良くないなと思うことがあります。
実際に言われたことですが、「〇〇さんはちゃんとこうしているのに、なんで君はこうしないんだ」という、他の社員と比較した注意の仕方。
冷静に考えても、恐らく最悪のマネジメントだろうと思います。「私(上司)はあなた(部下)を理解しようと思う気はありません」と宣言しているようなものだと思います。
不思議なことに、上司から注意や厳しい指導を受けているうちに、上司が何を気にしていて何を重視しているかが分かるようになりました。
最近は褒めるのがマネジメントの主流となっているようです。怒るよりも褒める方が良いといえばそうですが、わざとらしく褒められているというのと人は見抜きますからね。
部下に誠実に向き合うのがベストなのだろうと思います。部下にもそういう姿勢が伝わって慕われるようになるというのが力量の問われるところなんでしょうね。